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店舗用の机・棚等の入出庫・保管・管理を行っている倉庫では、1ヶ所のゴミ置場に分別せずゴミを排出していた。
ゴミ置場がいっぱいになると業者が収集処理を行い、毎回20万円を処分費として支払っていた。
さらに業者との契約書やマニフェストの保管・管理も行われておらず、ゴミ処理に関しては無関心であった。
廃棄物の種類・排出量の調査後、どう分別を行えば効率よくリサイクルでき、安価で処理できるかご提案を行った。
その結果、毎回の処理費用を22%削減することが可能になった
導入前 | 20.0万円/回 | |
提案後 | 15.6万円/回 | |
差4.4万円/回 | 22%コスト削減! |
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契約時の廃棄物処理金額算出方法は「1袋(8kg)×排出袋数×契約単価」であった。
そこで実際に平均的な1袋あたりの重さを調査した結果、1袋平均の重さは4.5kgであったため、業者と金額算出方法の修正を交渉し、年間約300万円のコストダウンを実現した。
導入前 | 80袋/日 | × | 8kg/袋 | × | 契約単価@30円 | = | 19,200円/日 |
提案後 | 80袋/日 | × | 4.5kg/袋 | × | 契約単価@30円 | = | 10,800円/日 |
1日当たりの差額 月間差額 年間差額 |
8,400円 256,200円 3,074,400円 |
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他社廃棄物管理会社に廃棄物管理を依頼していた。廃棄物管理会社導入時には一定のコストダウンを行うことができたが、依頼以降は一度も見直されていなかった。
現在の廃棄物排出量調査を行い、契約内容との乖離がないか調査。
その結果、1カ月で-12,288kgの差異があることが判明した。
廃棄物管理会社を弊社に切り替え、排出量を定期的に調査、監視することにより無駄な支出を抑えることに成功した。
1週間の排出記録(管理会社報告) | 5,760kg |
1週間の実排出量(弊社調査結果) | 2,688kg |
差異 | -3,072kg |
※金額にすると76,800円/日、月間320,000円、年間3,840,000円のコスト削減 |
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FC本部で直接処理業者と価格交渉を行っていたが、思うようにコスト削減ができないため処理業者の切り替えも検討したが、請け負う業者を見つけることができなかった。
調査の結果、コスト削減、他の請負業者への切替が至らなかった理由は廃棄物排出量に基づく根拠のあるコスト交渉ができていなかったことと、他業者へ切替するための情報が少なかったことがわかった。